阪急オアシスnews|Kitchen&Market併設「福島ふくまる通り57店」出店

(株)阪急オアシス(大阪府豊中市、並松誠社長)は5月15日(水)に、78店舗目となる「福島ふくまる通り57店」をオープンする。3月14日にオープンした阪急オアシス新町店と同じ小型店コンセプトで、同社の新しい戦略を体現した店だが、このふくまる通り57店は2層である。

阪神電気鉄道(株)と西日本旅客鉄道(株)が「福島5丁目・7丁目共同開発計画」を推進している。この計画に則って、ホテルと商業施設が入居する複合ビルへ、核店舗として出店した。

場所は、鉄道3路線が乗り入れるなど交通アクセスのよいエリアだ。古くから放送局が立地しており、最近は高層マンションも立ち並ぶ、職と住が混在する商圏だ。大阪府全体の人口が減少するなか、この地域では世帯数・人口ともに増加傾向にある。

店舗1km 圏内の人口は、年代別では30歳代のシェアが20%を超え、20歳代~40歳代で50%と大阪府平均を大きく上回っている。世帯別構成では、単身世帯(約55%)が最も多く、次いで2人世帯となっている。

都市部だけに店舗面積は318坪と小型だ。駐車場はないが、約100台収容できる駐輪場を備える。阪急オアシスとKitchen&Market の融合型店舗で、1階はデリ、ベーカリー・菓子、青果の売場、2階は水産、畜産、グロサリー、リカーの売場。

1 階は「手軽に」「さっと」をテーマに、農産、デリ・ベーカリー、デイリーフード、菓子など日常使いの商品を揃える。また通りに面して、約108席のKitchen&Marketゾーンを設ける。これは南欧(スペイン)のバルをイメージしたイートインコーナーで、簡単な食事、スイーツ、お酒のおつまみなどを提供する。

2階は「しっかり」「ゆっくり」をテーマに水産、畜産、グロサリー、リカー、アイスクリームなどを豊富に品揃えする。Kitchen&Market ゾーンにはドリンクカウンターと焼肉が楽しめるカウンターを約50 席設ける。1人でも2人でも仲間とでも、朝・昼・夜を問わず、それぞれのスタイルに合わせて楽しめるスペースを目指す。

■阪急オアシス福島ふくまる通り57店 概要
所在地/大阪市福島区福島5丁目18番25号
開店日/2019年5月15日(水)
店舗規模/売場面積1051㎡ (318坪)
営業時間/午前10時~午後11時
駐車台数/駐車場なし
駐輪台数/約100台
休日/1月1日・2日
年商目標/約19.5億円
店長名/辻田 晴紀(つじた はるき)
従業員数/社員18名、パート・アルバイト80名 合計98名

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