ユニクロnews|9/13イタリア初出店はミラノ・コルドゥージオ広場

(株)ユニクロ(山口県山口市、柳井正会長兼社長)は、9月13日(金)にイタリア第1号店となる「ユニクロ コルドゥージオ広場店」をミラノ中心部の大聖堂(ドゥオモ)から徒歩3分のビルにオープンする。

出店する建物は1900年代初期にフランチェスコ・ベロリーニ(Francesco Bellorini)とイッポリト・デ・スターニ(Ippolito de Stani)によって設計・建設された伝統ある建造物。

売場面積は455坪。地下1階、地上1、2階の3フロアの構成で、メンズ、ウィメンズ、キッズ商品を展開する。

イタリア・ユニクロの最高執行責任者である小林コウスケ氏は、「私たちはミラノにイタリア初の店舗を出店することを、大変光栄に思います。LifeWearというコンセプトに基づいた日々のライフスタイルのニーズを満たす完璧な服が、洗練されたミラノの人々のみならず、ミラノを訪れる旅行者にも広く受け入れられることを願っています」と述べた。

ユニクロは4月11日現在、ヨーロッパでは8カ国87店舗を展開している。

最初の欧州進出は2001年9月のイギリスのロンドン・ナイツブリッジの店であった。アメリカよりも早いヨーロッパ出店だったが、その後、ロンドンやイギリスでは苦労した。それでもイギリスで学習して、2007年12月にはフランス・パリ郊外の新都市ラ・デファンスに出店。

2010年4月にロシアのモスクワに出店すると、ロシアでは次々に店舗数を増やした。

さらに2014年4月にドイツのベルリンにタウエンツィーン店、2015年10月にベルギーのアントワープ店をオープン。

そして2017年9月には世界最大のアパレルチェーンZARAのおひざ元スペイン・バルセロナに出店。
続いて2018年8月には世界第2位のH&Mの地元スウェーデン・ストックホルムに進出。挑戦的な出店を続けた。

今年に入って、2019年4月にデンマーク・コペンハーゲンに出店すると、この度、ファッションのメッカとも言えるイタリア・ミラノに進出する。

結果として現在、ロシア(34店舗)、フランス(26店舗)、イギリス(11店舗)、ドイツ(9店舗)、ベルギー(3店舗)、スペイン(2店舗)、スウェーデン(1店舗)、オランダ(1店舗)の展開となっている。

イタリアで成果を上げられれば、世界中すべてが出店可能地域ということになる。その意味で最後の重点エリアへの出店が決まったわけだ。もちろん柳井正CEOは自信満々だろうが。

■ユニクロ コルドゥージオ広場店 概要
所在地/Via Cordusio 2, 20123 Milan, Italy
売場面積/1500㎡(455坪)
階層/3層(地下1階、地上1、2階)
オープン日/2019年9月13日(金)

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