イオンリテールnews|「イオンスタイル名古屋則武」(1174坪)10/27オープン
イオンリテール(株)(千葉市美浜区、井出武美社長)は10月27日(水)、「イオンモール Nagoya Noritake Garden」の核店舗として「イオンスタイル名古屋則武」をオープンする。
「イオンスタイル名古屋則武」が立地する名古屋駅北側の則武新町地区は、駅から徒歩12分とアクセスも良く、「ノリタケの森」や「トヨタ産業技術記念館」などが立地し、産業文化エリアとしても人気が高まっている。
「イオンスタイル名古屋則武」の特徴は3つ。
第1は、DXを駆使した“東海初”のスマートストア。
同社は2020年10月、「イオンスタイル有明」でスマートストアの実証実験を実施し、その結果を踏まえて、東海初のスマートストアとして「イオンスタイル名古屋則武」を開業することとなった。
店内に設置した「AIカメラ」を活用し、より良い買物環境の提供を目指す。たとえば、会計時に顧客の年齢をAI分析で推定し、未成年の可能性がある場合はレジに設置した端末にアラートが表示されるので、酒類の販売時に確実な声かけをする。また、売場の滞在人数を計測し、混雑前に状況を把握してレジ応援や入店制限などの対策を講じる。
また、「イオン薬局」に薬局ロボット「BD RowaVmax ™自動入庫払出システム」を導入する。これまで薬剤師が行っていた薬剤の入庫や払い出しなどの業務を自動化し、調剤待ち時間の短縮を図る。
食品売場内に16個のデジタルサイネージを設置し、おすすめ商品の紹介やメニュー提案、お買い得情報などを発信する。また、水産の店内加工場にカメラを設置し、まぐろの解体ショーなどライブ感ある映像を流す。
従業員が商品のスキャンを行い、顧客自身が会計する「セミセルフレジ」に加え、「どこでもレジ レジゴー」を導入する。「レジゴー」は、顧客が貸出用の専用スマートフォン、もしくはアプリをダウンロードした自身の端末で商品のバーコードをスキャンし、専用レジで会計する。“レジに並ばない”“レジ待ち時間なし”を可能にするほか、非対面での支払いができる。
「おうちでイオン イオンネットスーパー」では、生鮮食品や冷凍食品、総菜などの食品から、トイレットペーパーなどの日用品までを品揃えする。注文した商品を店頭で受け取れる「ピックアップ!」では、車に乗ったまま受け取りができる「ドライブピックアップ!」、店内の専用カウンターで受け取りができる「カウンターピックアップ!」を導入する。また、モールに入居するオフィスや隣接するマンションに受取ロッカーを設置し、オフィスワーカーやマンションの居住者向けに「ロッカーピックアップ!」も展開する。
第2は、「新鮮でおいしい」「簡単で便利」な食と「こだわりの総菜」の提供。
青果では、半田市を拠点に栽培方法にこだわった野菜の生産から販売までを行う産直八百屋「yaotomi(やおとみ)」や愛西市、弥富市を中心とした名古屋市近郊の農家が栽培した野菜・果実を豊富に品揃えする。
鮮魚では、地元愛知の漁港で水揚げされた鮮魚を毎日対面販売し、注文に応じて切り身や三枚おろしなどへの加工やおいしい食べ方の提案も行う。また、「トップバリュグリーンアイ 生アトランティックサーモン」を中心に、刺身冊や切り身、スモークサーモン、カルパッチョなど約20品目を展開する「サーモン・ショップ」を設ける。
さらに、長期保存ができ、使いたいときに使いたい分だけ解凍してすぐに調理できる冷凍食材の取り扱いを拡充する。ホルモンや味付け焼肉、焼き鳥串や馬刺しなどの冷凍肉をはじめ、各種魚の切り身を店舗で真空パックする「フローズンフィッシュ」も展開する。
第3は、「働く人・学ぶ人」の食に応える、こだわりの惣菜の展開。
「味噌仕立てのエビフライ重」「大きなえびフライ」といった同店オリジナル商品や「タルタル海老カツ太巻」などの名古屋めしをベースにした惣菜を展開する。また「魚屋の総菜」では、一人前の海鮮カルパッチョや刺身、焼き魚弁当など、手軽に鮮魚を味わえる「味噌串カツ」をセットにした商品も品揃えする。
「がんばった自分へのご褒美に、ちょっぴり贅沢なご馳走をお手軽に」をコンセプトとする対面方式の量り売り惣菜「リワードキッチン」では、和洋中の惣菜に加え「Healthy Kitchen」とコラボした「大豆ミートでつくるガパオライス」や「鶏肉と押し麦のタブレ風よくばりサラダ」など健康を意識したメニューを提供する。
「味噌かつ丼」「海老フライ丼」など名古屋めしをベースにしたメニューや「ロースかつ丼」「唐揚げ丼」などの定番メニューを注文を受けてから出来立てを提供するイオンのテイクアウト専門丼ショップ「たて花」を出店する。東海初の出店である。家庭やオフィスでのランチに、いつでも気軽に利用できるよう550円(税込550円)メニューを充実させる。
リカーでは地元メーカーとコラボした酒類を品揃えする。たとえば「ナゴヤクラウド」として活動する名古屋市内にある酒蔵4社(金虎酒造・神の井酒造・東春酒造・山盛酒造)の東海エリア「イオン」限定純米吟醸酒や、清酒「國盛」で知られる中埜酒造(半田市)の愛知県知多半島産梅を100%使用したクラフト梅酒「國盛 CHITA CRAFT」、さらに社会福祉法人サン・ビジョン(名古屋市)が手掛けるサンサンワイナリーの国産クラフトサングリアスパークリングワインなどである。
こだわりのコーヒー豆と世界の食品専門店「caférrnt (カフェランテ)」では、本格的な珈琲を手軽に体験・購入できる「カフェランテロゼ」を愛知県に初出店する。世界各国から直輸入した菓子やジャム、パスタ、オリーブオイルなど約1200品目を取り揃える。
第4は、毎日の美と健康づくりをサポートする「グラムビューティーク」。
イオンの美と健康と日用品の専門店「グラムビューティーク」を、モール3階にある「ヘルス&ウエルネスゾーン」に出店する。こだわりのビューティーケア商品や健康食品、医薬品をはじめ、処方せんの受け付けなども行う。また、ヘルス&ウエルネスゾーンに入る「大型クリニック」や専門店と連携したイベントなどを開催する。
■イオンスタイル名古屋則武
所在地/愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番17号(イオンモール Nagoya Noritake Garden 内)
責任者/店長 石川 博己 (いしかわ ひろき)
オープン日/10月27日(水)
売場面積/直営(食品・グラムビューティーク) 約3880㎡(1174坪)
駐車台数/約2100台 (イオンモール Nagoya Noritake Garden 共有)
営業時間/1階 食品 8:00~22:00
3階 グラムビューティーク 10:00~21:00(イオン薬局は20:00まで)
休業日/年中無休