イオンモールnews|中国・浙江省杭州市2号店「杭州銭塘新区」の建築工事に着手
イオンモール(株) (千葉県千葉市、岩村康次社長)は、中国・浙江省杭州市の第2号店として2024年にオープンする予定の「(仮称)イオンモール杭州銭塘新区」の建築工事に着手した。
同モールが立地する杭州市は、中国八大古都の一つであり、隋代以降、江南の経済の中心地として発展してきた。市の西方には世界遺産の西湖があり、国内外から多くの観光客が訪れる観光都市だ。近年は、アリババを中心としたデジタル産業の推進によって、一層の発展が見込まれる。
計画地のある銭塘区は2021年3月に新たに杭州市東部に誕生した区で、2019年に設立された杭州銭塘新区を由来とする。市東部では半導体やICチップなどの世界級スマート製造業が盛んで、杭州市発展のエンジンと位置付けられている。銭塘区には日系企業約120社が進出しており、日本人学校も創設されている。計画地周辺では2020年末に地下鉄7号線(最寄り駅「新鎮路」まで徒歩4分)が開通しており、さらに地下鉄8号線や浙江省が進めるスマートシティ「未来社区」が建設中で、今後人口の増加や将来の発展が期待できる。
■(仮称)イオンモール杭州銭塘新区
所在地/浙江省杭州市銭塘区義蓬街道
敷地面積/約8万9000m²(2万6923坪)
延床面積/約21万3000m²(6万4433坪)
駐車台数/約2500台
開店予定2024年