京王百貨店news|「聖蹟桜ヶ丘店」一部改装/自主編集拡大・好日山荘とFC契約
(株)京王百貨店(東京都新宿区、駒田一郎社長)は、東京都多摩市にある京王線・聖蹟桜ヶ丘駅直結の「せいせきSC」のキーテナント「聖蹟桜ヶ丘店」の一部改装を2月から3月末にかけて進めている。
SC周辺地域では再開発が進んでエリアニーズが変化していることから、2021年4月に第一弾の改装を行った。2月から3月にかけての第2弾改装では、再開発によって流入してきた30~40 歳代のファミリー層に応えるため自主編集売場の拡大(3月3日)と、アウトドア専門店「好日山荘」とのFC契約を結び、3月25日に5階に新規に導入する。
具体的には第一弾改装で自主編集の雑貨コーナー「くらしマルシェ」を設けたが、その好調を受けて、新たに衣料品コーナーの自主編集コーナーを新設する。また「くらしマルシェ」のMD もブラッシュアップする。さらに郊外型セレクトショップを目指した「セレクトデイズ」を設け、カジュアルベーシックを基軸に、婦人服からファッション雑貨・インテリア雑貨、一部メンズやキッズアイテムも品揃えする。
コロナ禍で地元回帰の傾向が強まったことで郊外型商業施設に求められる役割も大きく変わっているとみて、「再開発によって流入するファミリー層、リタイア富裕層」が「都心に行かなくても近隣施設で衣・食・住のすべてがそろう品揃え」を目指す。