東急百貨店news |渋谷地区商業施設のリニューアル計画発表/コスメとEC対応強化

(株)東急百貨店(東京都渋谷区、大石次則社長)は、渋谷を拠点とした新たな買い物体験を提供するための取り組みとして、①渋谷におけるリアル店舗の価値向上、②オンラインを中心とした新しい買い物方法の構築、の2つの方針を発表した。

2023年1月31日(火)に予定されている東急百貨店本店の営業終了にあたり、引き続き地域の店舗の既存顧客の利用を促すとともに新規顧客や次世代顧客などより多くの顧客を呼び込むためのもの。

渋谷ヒカリエShinQs、渋谷スクランブルスクエア・ショップ&レストラン、渋谷東急フードショーなど同社が渋谷地区で展開する店舗の品揃えの強化、リニューアルを実施する。

渋谷駅前の新しい商業施設の開業や顧客の消費行動の変化などを踏まえ、「渋谷ヒカリエ ShinQs」は2023年春、「アップグレード」をテーマとする改装に着手する。

取り扱いカテゴリー及び価格帯の拡大と、強みとしているビューティー(化粧品)の拡充を行う。化粧品ブランドでは集積させたビューティーのフロアを渋谷スクランブルスクエアの6階(42 ブランド)、渋谷ヒカリエShinQs (地下1階・1階・2 階)に45ブランド構えるなど圧倒的なブランド数を展開しているが、2023年春に向け、渋谷駅周辺のビューティーエリアにおいて、さらに4ブランド導入する。

東急百貨店本店の名物であったワイン売場「THE WINE」も、2023年春、路面店として近隣に移転オープンする。東急フードショー、東横のれん街など食の拠点の買物の利便性強化として、2021年9月からスタートさせた「テイクアウト&デリバリー by 東急フードショー」アプリに加え、2023年春よりデリバリーサービス「menu」を東急フードショーより新たに導入する。

今年の 10 月に楽天グループ株式会社が運営する共通ポイントサービス「楽天ポイント(オンライン)」を、百貨店ECサイトとして初めて導入。リアル店頭での楽天ポイントサービスと融合することで、サイトの利便性を高めている。

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