イオンリテールnews|42年目の「イオン防府店」6/28リニューアルオープン

イオンリテール(株)(千葉市美浜区、井出武美社長)は6月28日(金)、直営「イオン防府店」と一部専門店をリニューアルオープンした。3フロアの売場で、店舗面積は4296坪。

イオン防府店は、1982年4月に「ニチイ防府店」としてオープン、1999年3月に「防府サティ」に業態変更、2011年3月「イオン防府店」に改称し、42年以上営業を続けてきた。

イオン防府店が立地する山口県防府市は、人口約11万4000人、約5万8000世帯が居住している。山口県全体の人口減少スピードに比べ、将来推計人口微減が予測されている地域だ。居住者年齢は、全国平均より70代が多いが、子育てファミリーが多く、将来人口も30代~40代が全国平均を上回ると予想されている。また20代未満の若い世代が全国平均より多い。そこで同店では、子育てファミリーが多い地域特性に合わせて、最新の売場や商品、買物体験を提供することで、地域と共生し、より便利で豊かな暮らしをサポートしていく。

野菜・果物売場では、防府市近郊や山口市徳地地区で栽培・出荷された農産物を中心とした産直コーナーを拡大する。またトマト売場を拡大し、「山口市秋穂トマト」や「下関市垢田トマト」などを取り揃える。果物売場では、山口県萩市の「相島すいか」や、秋には美祢市の「秋芳梨」などの山口県産果実に加え、福岡県産のぶどうや桃、秋には熊本産の梨など、九州産の旬の果実も展開する。

鮮魚売場では、地場鮮魚を中心に対面で毎日提供する。また、地物の鮮魚である「はも」や「真あじ」をコーナー展開し、干物、唐揚などの加工品の展開も実施する。魚惣菜では、地場鮮魚など、店舗で仕入れた魚を店内で加工して焼き魚や煮魚などにして提供する「魚魚炎(ととえん)」を新規導入する。

精肉売場では、対面コーナーで「山口県産交雑牛」、「山口県産長州どり」、「佐賀牛」などを展開するほか、トップバリュグリーンアイナチュラル「ナチュラルポーク」を拡大展開する。

冷凍食品売場では、保存に便利なペット用の冷凍食品まで約700品目以上を取り揃える。フローズンスイーツコーナーを新規で展開し、高見澤の「チーズケーキ」などの洋風スイーツや和風スイーツ、アジアンスイーツまで品揃えを充実させる。

惣菜売場では、店内製造の「ピッツァソリデラ」を新設。もちもち食感の生地を一枚ずつ丁寧に伸ばして高温短時間で焼き上げる。

酒売場では若い世代に人気の「チョンマゲビール(山口県萩市)」、「山口地ビール(山口県山口市)」などのご当地クラフトビールを取り揃える。 日本酒では地元防府市の「竹内酒造」、下関市「下関酒造」や萩市「岡崎酒造場」など、山口の地酒を中心に幅広く品揃える。

ドラッグストア「グラムビューティーク」は「美」と「健康」をテーマに刷新。ビューティのコーナーでは、Z世代向けに、「TIRTIR(ティルティル)」や「ロムアンド」などのアジアンコスメを展開する。

また今回のリニューアルで調剤薬局の「イオン薬局防府店」が新規オープン。来店時に処方せんを出しておくと、薬を待つ間に買物や食事ができる。また、売場内にお客自身で体の状態を測定できる「サルーステーション」を設置する。「体組成計」「血圧計」「血管年齢計」で、気軽に健康状態をチェックできる。

ファッション売場では、イオンリテールの新しい衣料品SPAブランド「TVC」を展開する。キッズファッションはベビーアパレルや幼園児からティーンズまで取り扱いを拡大する。

さらに3階キッズコーナーに「子どものあそびば」を、1階フードコート内に小上がりファミリースペース「和気相合(わきあいあい)」を開設。

■イオン防府店
所在地/山口県防府市中央町1−3
オープン/1982年4月1日
リニューアル/2024年6月28日(金)
店舗面積/約1万4200㎡(約4296坪)
敷地面積/約2万6900㎡(約8137坪)
駐車場/約1320台
営業時間/
1階(食品)8:00~23:00
1階(美と健康)8:00~22:00
1階(薬局)9:00~19:00
2階(ファッションのフロア)9:00~21:00
3階(キッズと暮らしのフロア)9:00~21:00
※一部売場によって異なる
休業日/年中無休
店長/濱田 強(はまだ つとむ)

 

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