イオンnews|開業前の「イオンモールいわき小名浜」で総合防災訓練6/5実施

イオン(株)(千葉市美浜区、岡田元也社長)は、6月15日(金)にグランドオープンする「イオンモールいわき小名浜」で、グループ各社と外部協定先を加えた総合防災訓練を行う。訓練は、オープンに先立つ6月5日(火)に、同店平面駐車場および一部店内で実施される。

 同モールは、「小名浜港背後地震災復興土地区画整理事業」地内に位置し、いわき市の掲げる「復興のシンボル」として、防災モールの機能を担っている。

今回の訓練では、消防署のはしご車での救助や、屋上への放水を行う。また津波発生時の津波避難ビルとして、お客や地域住民を屋上へ避難誘導する訓練や海上保安庁のヘリによる救助活動を実施する。さらに同店の防災関連施設の屋上発電機やイオンホールの見学会もスケジュールに組まれている。

外部連携訓練では、「東日本大震災」「平成28年熊本地震」などの災害発生時の教訓を活かし、自治体、外部パートナーと連携した、①復旧時対応訓練、②緊急支援物資輸送訓練、③燃油供給訓練、④避難者生活支援訓練、⑤移動ATM車配備訓練の5つを行う。

また、東北エリアでのイオングループ総合防災訓練の取り組みとして、福島県内の4社16店舗で「シェイクアウト訓練」を合わせて実施する。シェイクアウト訓練とは、2008年にアメリカで始まった新しい形の地震防災訓練。指定された日時に、特定の会場に集まることなく、各家庭、職場、学校、外出先などのそれぞれの場所で、参加者が地震から身を守るための3つの安全行動「姿勢を低くし、体や頭を守り、揺れが収まるまでじっとする」を約1分間行うもの。

総合防災訓練に参加するのは、経済産業省、資源エネルギー庁、陸上自衛隊、いわき市、日本赤十字社福島県支部、東北電力(株)、日本航空(株)、KDDI(株)、ソフトバンク(株)、KCCS(株)、全国石油商業組合連合会、福島県石油商業組合、佐藤燃料(株)、日本防災産業会議、(文化シャツター(株)、(株)三菱ケミカルホールディングス、富士通(株)、国士舘大学)の行政・外部団体と、イオンリテール(株)、イオンモール(株)、イオンディライト(株)、イオントップバリュ(株)、(株)イオン銀行、イオンペット(株)、イオングローバルSCM(株)、イオン(株)のグループ各社になる。

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