西友news|従業の健康管理とウェルネス経営のためFiNCシステム導入
合同会社西友(東京都北区、ミッチェル・スレープ最高責任者)はウェルネス経営の一環として、従業員が健康的な生活を送るための環境と仕組みの整備に着手する。「FiNC ウェルネスサーベイ」と「FiNC ウェルネス家庭教師」を、9 月からパイロット導入し、19年から本格導入する。このプログラムは(株)FiNC Tecnologiesが開発した。
「FiNC ウェルネスサーベイ」は、従業員に97 問のアンケートに回答してもうことで生活習慣の状態(身体状態調査)やストレスの状態(メンタル調査)を測る。企業と従業員の相思相愛度合(エンゲージメント調査)で得られた回答を「フィジカル(身体面)」「メンタル」「エンゲージメント」の3つの側面から分析してスコア化することで、従業員の心身の状態を把握する。
また、可視化されたリスク要因(生産性低下やメンタルヘルス不調などの要因)を分析し、改善アドバイスも行う。AIを駆使した健康アプリ「FiNC@WORK」を会社携帯にダウンロードすれば、歩数・睡眠・体重などのライフログ管理も可能だ。
11月14日までに 2 回、全国の西友の店長、センター長、工場長を中心に約400名に試験的に導入する。
一方、「FiNC ウェルネス家庭教師」は生活習慣改善プログラム。一人ひとりの従業員の目的に合わせて、栄養士・トレーナーなどのヘルスケア専門家が、健康的な食事バランスや食べ方などをアドバイスして、生活習慣の改善を図っていく。こちらは西友の地区長を中心として36名に対して11月末までにパイロット導入する。