ファミマnews|11/30にサークルK・サンクス全店がファミマ転換完了
(株)ファミリーマート(東京都豊島区、澤田貴司社長)は、11月30日(金)に、国内すべてのサークルK・サンクスの営業が終了し、ファミリーマートへのブランド統合が完了する。
ファミリーマートは、2016年9月のユニー・ホールディングスとの経営統合以降、東京都・愛知県・大阪府での3店舗を皮切りに、サークルK・サンクスからのファミリーマートへのブランド転換を開始した。当初2年半を計画していたが、3カ月前倒しとなり、2年3カ月で約5000店舗の転換を完了する。今期に入ってからの都道府県別サークルK・サンクスの店舗営業終了時期は以下の容易になっていて、8月と11月に加速度がついて、3カ月前倒しとなった。
転換店舗では日商が前年比110%、客数は前年比112%と伸長した。また、転換2年目を迎えた店舗も日商前年比102%と好調を維持している(2018年8月末現在)。
店舗バナーの統合に先駆けて、商品統合は2017年2月末に完了している。サークルK・サンクス店舗で、ファミリーマートの看板商品「ファミチキ」や、「FAMIMA CAFÉ」のフラッペシリーズなどの販売を行う。一方で、サークルK・サンクスの人気商品「濃厚焼きチーズタルト」や「焼きとり」をファミリーマートに導入している。こうした人気の商品の相互導入は売上増に寄与している。
さらに物流拠点の統合は2017年6月末に終え、物流コストとトラック台数の削減によってスケールメリットを活かした物流網を構築しつつある。2016年8月末時点で213拠点あった配送センターは、2018年8月末時点で162拠点まで集約が進んだ。