ワークマンnews|消費増税後もPBは価格据え置き/「税込み価格」に表示一本化

ベイシアグループの(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)は、10月から10%に増税される消費税の2%分を値上げせず、価格を据え置くと発表した。

ただし対象となるのは全売上高の45.9%を占めるPB(プライベートブランド)商品だ。ベンダーからの仕入れ製品については、2%の消費増税分の価格改定を行う。

PB商品は平均して5年間継続販売するため、値引き販売をしない。理屈はあっている。季節商品は海外工場の生産ピークを避けて閑散期に製造することで、他社にない低価格を実現している。そこで、10月からは値札の価格表示を「税込価格」に一本化する。

4月1日~6月30日第1四半期の売上高は前年同期比38.2%増、営業利益は56.2%増、そして営業利益率は22.9%という高収益体質だから、PBの価格据え置きでも収益に関しても何ら問題はない。

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