セブン&アイnews|小売業初「内部通報制度認証」を消費者庁に登録
(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪 隆一社長)は、9月2日、コンプライアンス経営強化の一環として、同社の内部通報制度「グループ共通従業員ヘルプライン」を、消費者庁の「内部通報制度認証(自己適合宣言登録制度)」に登録したと発表した。
内部通報制度認証は消費者庁が定めたガイドラインに、事業者の制度が適合している場合、WCMS(Whistleblowing Compliance Management System)マークの使用が許諾される。この制度に登録したのは小売業では初めてとなる。
セブン&アイグループの内部通報制度は、企業行動指針に反する行為の抑制や防止、早期解決を図ることを目的に、2001年9月からヘルプライン制度として(株)イトーヨーカ堂で始まった。2009年9月には国内連結子会社全社の従業員を対象とした「グループ共通ヘルプライン」を開設している。これは社員・従業員だけでなく、退職者や従業員の家族・取引先まで利用の幅を拡げ、2018年度は1226件の実績を上げている。