セブン&アイnews|環境負荷低減型「ポリエチレン袋」を10/25から導入
(株)セブン&アイ・ホールディングス (東京都千代田区、井阪隆一社長) は、10月25日(金)から全国のヨークマート、イトーヨーカドーの店舗 (2019年10月末現在237店)で、環境負荷低減の取り組みとして、鮮魚・精肉パックを袋詰めする際に使用するための新たな「ポリエチレン袋」を導入する。
プラスチック素材の製品は、マイクロプラスチックによる海洋ごみの増加、燃焼時に発生する温室効果ガスによる地球温暖化につながるとされ、その対応が求められている。新ポリエチレン袋は大きさと厚さを改良し、従来の仕様より石油由来原料のプラスチック使用量を10%削減した。
〈ポリエチレン袋のイメージ〉
新ポリエチレン袋の導入で得られる効果は3つある。
第1は、袋の大きさと厚さを見直すことで、年間でプラスチック使用料約26t (237店全店舗で全量を変更した際の削減量)を削減できる。
第2は、1ロールのポリエチレン袋の枚数を、従来の2800枚から3000枚に増やし、納品回数を減らすことで、配送トラックが排出するCO2を削減できる。
第3は、補充頻度が低減することによって、従業員の作業効率を改善することができる。