ドンキnews|グループ店舗数700店達成、「ビジョン2020」も1年前倒しで実現

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長、以下PPIH)は、12月6日(金)に出店した大阪府淀川区の「ドン・キホーテ十三店」で、国内外のグループの総店舗数が700店に達した。

PPIHは1980年に(株)ジャストとして創業した。1989年に「ドン・キホーテ」1号店を開設したのち、首都圏で多店舗展開を進める。2000年に東証一部上場。そして出店エリアを全国に拡げていく。2013年には純粋持株会社体制に移行。その後は、居抜き出店で店舗網を拡大し、一方で、積極的なM&Aを行う。2017年にはアセアン諸国へ初進出した。

何よりも2019年1月にユニー(株)をPPIH傘下に加えたのが大きい。2020年6月期に「売上高1兆円、500店舗の展開、ROE(株主資本利益率)15%」を目指した中期目標「ビジョン2020」を、1年前倒しで達成することになる。2019年6月期の連結業績は、売上高が1兆3288億円(前期比41.1%増)、営業利益が631億円(22.4%増)、経常利益が682億円(19.3%増)、純利益が482億円(32.5%増)。そして店舗数が693店、ROEが15.6%だった。

現在、ユニーの総合スーパー事業「アピタ」「ピアゴ」100店舗を2022年中にダブルネーム店舗「MEGAドン・キホーテUNY」へ業態転換する計画を着々と進めている。

海外事業では、ハワイとカリフォルニアで展開する米国事業、東南アジアでは「DON DON DONKI(ドンドンドンキ)」を出店している。2017年12月にシンガポールに1号店を出店して以降、現在はタイや香港に出店エリアを拡大している。

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