関西スーパーnews|高石市社会福祉協議会に売れ残った食糧を提供

(株)関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市、福谷耕治社長)は、高石市社会福祉協議会(大阪府高石市)と、食糧等の提供に関する覚書を締結した。これに基づき、食物としては品質的に安全だが販売できなくなった青果物、加工食品等を、関西スーパー高石駅前店を通じて高石市社会福祉協議会へ寄贈する。3月上旬に活動を始める。

寄贈商品は、高石市内で活動している子ども食堂運営団体、コミュニティーサロン活動団体、社会福祉施設、要支援生活者を支援する特定非営利活動法人や地域交流事業団体に提供される予定だ。

食べ残し、売れ残りや期限が近いなどの理由で、食べられるのに捨てられてしまう食品量は、年間600万トンを超える。毎日10tトラック車約1700台分の食品が廃棄されている(政府広報)とされる。アメリカでは、フードバンクなどへ食品提供をするため、食品ロスがない。税法上の優遇措置もある。日本でも食品ロス対策として、福祉施設などへの食品提供が少しずつ進んでいる。

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