コープさっぽろnews|関連会社エネコープが「新エネルギー財団会長賞」受賞

生活協同組合コープさっぽろ(札幌市西区、大見英明理事長)の関連会社である(株)エネコープは、一般財団法人新エネルギー財団主催の令和元年度新エネ大賞において「新エネルギー財団会長賞」を受賞した。

同社は循環型社会実現の取り組みの一環として、2012年から酪農での家畜ふん尿、店舗や地域から出る食品残渣などの廃棄物をメタン発酵させ、バイオガスと肥料効果の高い液肥をつくり出す小型バイオガスプラントを建設、運営している。

2017年から新たな取り組みとして、ガスエンジン発電機とパワーコンディショナー(PCS)を組み合わせて低圧連系に対応し、全国的にも珍しい50kW以下の低圧での売電を実現した。また、バイオガスプラントで、家畜ふん尿と食品残渣の混合によるバイオガス増量(発電量増加)や消化液を地域に還元する取り組みも行っている。

これらの低圧発電事業への取り組みや地域における資源循環サイクルの構築、地産地消の実現などが高く評価された。

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