イオンnews|海老江・藤井寺SCの2施設、再生可能エネルギー100%使用に転換

イオン(株)(千葉県千葉市、吉田昭夫社長)は、イオンリテール運営のイオンスタイル海老江( 大阪市福島区海老江1-5-52)と、イオンモール運営のイオン藤井寺ショッピングセンター(大阪府藤井寺市岡2―10−11)の2施設を、再生可能エネルギー100%使用の店舗として運営する。イオンでは初めての試みだ。

さらにイオン藤井寺ショッピングセンターではPPAモデル導入によって太陽光発電電力を自家消費する。PPAモデルとは「Power Purchase Agreement(電力販売契約)モデル」の略で、PPA事業者が電力需要家の敷地や屋根等を借りて太陽光発電システムを設置し、そこで発電した電力を需要家に販売するという事業モデル。この太陽光発電で不足する電力については、関西電力の「再エネECOプラン」によって再生可能エネルギーを調達していく。イオンスタイル海老江でも同様に調達する。これによって、再生可能エネルギー100%使用を実現する。

イオンは2018年3月に「イオン脱炭素ビジョン2050」を策定し、2050年までに店舗で排出するCO2等を総量でゼロにすることを掲げている。また、日本の大手小売企業として初めて、事業活動で消費するエネルギーを100%再生可能エネルギーで調達することを目標とする国際的イニシアチブ「RE100(Renewable Energy 100%)」にも参画している。それを実現していくためのイオンの本気の取り組みが始まった。

 

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