ファミマnews｜同社社員が加盟店の承諾を得ずに発注

(株)ファミリーマート(東京都港区、澤田貴司社長)は、経営指導を担当する社員が、2017年に開店した店舗で、一部商品において加盟店の承諾を得ずに、発注を行ったと発表した。また、調査を行った結果、同様の案件やその疑いがある事案を複数件確認した。

開店時や繁忙期など、店舗の運営状況に応じて、同社社員が発注業務をサポートすることはあるが、加盟店の承諾を得ずに発注が行われたことは、フランチャイズ契約の根幹にかかわる不適切な行為である。

同社は、本件を重く受け止め、不正行為については厳正に対処するとともに、再発防止に向け、社員教育を再度徹底していく。また、同社社員が発注業務をサポートする場合でも、加盟店の承諾のない発注を行うことを防止する仕組みの導入など、制度・オペレーション面の見直しも早急に進めていく。