セブン-イレブンnews|横浜市内120店舗にペットボトル回収機を設置

(株)セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区、永松文彦社長)は、横浜市と日本財団とともに、ペットボトル回収事業を開始させる。政令指定都市では初の試みで、10月30日(金)から順次稼働する。目的は「限りある資源の有効な活用と海洋プラスチックごみ対策」とする。

実施にあたり、今年度中に横浜市内のセブン‐イレブン120店舗に「ペットボトル回収機」を新たに設置する。地域住民とともに、ペットボトルを再原料化しもう一度ペットボトルに戻すことを意味するボトルtoボトルで、プラスチックのリサイクルと海洋ごみ対策を促進していく。

三者の役割は、横浜市が事業の周知および正しい分別について、市民への浸透を図る。日本財団は、セブン‐イレブン店頭に設置するペットボトル回収機の本体費用の50%を拠出する。セブン‐イレブン店舗は、回収機の運用および回収資源の管理を担う。また、ペットボトル回収機は(株)寺岡精工製で、500mlペットボトルで換算すると約280本を収容できる。

この取り組みは、「SDGs未来都市」として、横浜港の水環境改善に向けて「豊かな海づくり事業」に取り組んできた横浜市、さまざまなステークホルダーとともに海洋ごみ対策を推進する日本財団と、グループの環境宣言「GREENCHALLENGE 2050」のもとプラスチック対策の一つとして「ペットボトル回収機」の設置を推進するセブン‐イレブン・ジャパンが、互いの活動に賛同し、産官民の連携が実現した。三者の協同により、地域社会と一体となったペットボトルリサイクル活動に取り組み、「循環型社会」の実現と海洋プラスチックごみの削減を進めていく。

セブン‐イレブンでは、2017年から店頭への「ペットボトル回収機」の設置を開始している。これまで東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県、沖縄県内の432店舗(2020年10月30日現在)で稼働している。

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