西友news|楽天グループとのOMO協業強化/4月に「楽天西友アプリ」リリース

(株)西友(東京都板橋区、大久保恒夫社長)、 楽天グループ(株)(東京都世田谷区、三木谷浩史会長兼社長)、 楽天ペイメント(株)、 楽天Edy(株)および楽天カード(株)は、 西友が運営する「西友」「リヴィン」「サニー」全店舗において、 「楽天ポイント」を軸にしたOMO(Online Merges with Offline)戦略の新たな協業体制を4月から本格展開する。

西友店舗では、これによってデジタルマーケティングの強化を推進し、 オンラインとオフライン(実店舗)の垣根なく、 利用者がいつでもお得に便利に買物ができる環境を整える。これにより西友は日本を代表するOMOリテーラーになることを目指す。

具体的には、4月1日(金)からクレジットカード機能付きオリジナルデザインカード「楽天カード 西友デザイン」を発行する。これにより、 同カードに付帯する電子マネー「楽天Edy」も「西友」などの全店舗で利用が可能になる。

また4月26日(火)には現在の「楽天西友ネットスーパー」アプリに店舗でも使える機能を追加し「楽天西友アプリ」としてリリースする予定だ。同アプリでは「楽天西友ネットスーパー」と共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」、 スマホ決済サービス「楽天ペイ(アプリ決済)」の各機能を統合的に提供して、ネットスーパーでも店舗でも使えるアプリに変える。

また、 同日からは「楽天ポイントカード」が西友グループの全店舗で利用できるようになる。

これらを記念して、5月8日(日)までの期間中、 西友店頭で「楽天ポイントカード」を提示すると通常より5倍の「楽天ポイント」を付与するキャンペーンも開催する。また「楽天カード」や「楽天Edy」の利用で「楽天ポイント」の進呈率がアップするキャンペーンも4月から順次実施する。5月以降も「楽天ポイントカード」の提示で通常より2倍の「楽天ポイント」が付与される「楽天ポイント2倍デー」を設けるなど、販促施策を強化展開する。

西友は2020年12月に導入している「楽天ペイ(アプリ決済)」と、今回導入される「楽天Edy」と「楽天ポイントカード」の活用も加えたデータ収集・分析の基盤が整う。オンラインとオフラインのデータを統合した、一貫性のあるパーソナライズされたコミュニケーション、 プロモーションを利用者に提供できるようになる。つまりワン・トウ・ワンのマーケティングが可能になる。

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