ローソンnews|からあげクン10%値上げ/フライドフーズなども価格改定へ
(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)はオリジナルホットスナック「からあげクン」の価格改定を行う。1986年4月の発売から36年間、原材料調達や製造方法の工夫などによって、税抜き200円、税込(8%)価格216円を維持してきたが、原材料価格の高騰、包材や輸送コストなどの上昇から、自助努力だけでは困難と判断。5月31日(火)から10%値上げして税込価格238円とする。
ローソンでは今後、「フライドフーズ」「まちかど厨房」「日配食品」の一部商品でも、税込売価でおよそ6%程度の価格改定を行う予定だ。
からあげクンは4月15日(金)で発売36年を迎えた。累計販売数は37億食を突破(2022年3月末時点)しているローソンの看板商品だ。定番の「レギュラー」「レッド」「北海道チーズ」「レモン味」に加え、地元の食材やご当地メニューをアレンジした地域限定フレーバー、アニメとのコラボなどこれまで延べ321種類(2022年3月末時点)のフレーバーを展開してきている。2014年には原料の鶏むね肉を、“国産若鶏むね肉100%使用”に変更、2018年には唐揚げ粉に使用している小麦粉を国産小麦粉100%に変更するなど、商品を改良してきた。
■からあげクンの歴史(参考)
1979年 | 大手コンビニ初 フライヤー導入、ホットフーズ販売開始 |
1986年4月 | 「からあげクン レギュラー」販売開始 【現在も定番】 |
1988年12月 | 「からあげクン レッド」販売開始 【現在も定番】 |
1994年 | 「からあげクン チーズ」販売開始 【現在も定番】 ※2002年までは第3の味としてスポット的に発売、2003年より定番化 |
2003年 | 「からあげクン スーパー」発売(鶏もも肉+鶏むね肉を配合) |
2005年 | 初の地域限定フレーバー「からあげクン スパイシー味」発売 ※愛・地球博開催を記念し、“手羽先”をイメージ。中部地区で発売 |
2013年 | からあげクンに妖精の“焼印”を入れたレアからあげクン登場 |
2014年 | 原料の鶏むね肉を、“国産若鶏むね肉100%”使用に変更 |
2017年 | 一般社団法人 日本記念日協会より、4月15日が「からあげクンの日」に認定 |
2018年 | 唐揚げ粉に使用している小麦粉、100%国産小麦粉に変更 |
2020年 | 「スペースからあげクン」が宇宙日本食に認定。 ★野口宇宙飛行士が滞在されたISSに持込み |
2021年4月 | からあげクン 誕生35周年 |