セブン&アイニュース|そごう神戸店と西武高槻店をH2Oリテイリングに譲渡
㈱セブン&アイ・ホールディングスおよびその傘下の㈱そごう・西武とエイチ・ツー・オーリテイリング㈱(以下H2O)は5月11日、そごう神戸店と西武高槻店に関する事業をH2Oグループに譲渡することで、基本合意書を締結した。
2016年10月6日に締結した「資本業務提携に関する基本合意書」に基づいて協議を行なってきたが、両店はH2Oグループが承継するによって、お客の利便性・利用満足度の向上が図られ、結果、両グループの企業価値の最大化につながっていくと判断したもの。実際に阪急阪神百貨店は、百貨店業態として関西のドミナントを厚くすることができるし、そごう・西武は不採算店を処分することができる。
譲渡の対象事業は、そごう神戸店および西武高槻店に関する事業とその不動産。両店は会社分割により、H2Oグループに譲渡される。吸収分割契約書の締結日は2017年8月、譲渡実施は10月1日を予定する。
ほかに、H2Oグループが推進するポイントプログラム「Sポイント」を関西圏のセブン‐イレブン店舗へ導入する検討も進められている。すでにシステム開発に着手していて、2018年のサービス開始を目指している。また今後、両グループが有する商品やサービス等の相互提供から、物流などの中長期的な取り組み課題までを、幅広く協議するとしている。
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