丸井news|国内初の外国人専用クレジットカード「GTNエポスカード」発行
(株)丸井グループ(東京都中野区、青井浩社長)は、10月26日(木)より、国内初の外国人専用クレジットカード「GTNエポスカード」の発行を開始する。カード発行は、(株)グローバルトラストネットワークス(GTN)との協業によるもの。
GTN社が持つ外国人データベースと、丸井グープが持つカード事業のプラットフォームを組み合わせることにより、申し込みから与信、各種問い合わせにい至るまで、外国人に対応できる一連のオペレーションを構築する。対象は、GTN社のサービスを利用している顧客で、就学・就労・永住など、さまざまな生活環境に応じた資金提供や決済サービスにカードを利用してもらう。
グローバルトラストネットワークスは、外国人専門の生活総合支援企業として、家賃保証事業を主軸に、就職支援や携帯電話サービスなどを展開しており、これまでに116カ国の人が利用している。家賃保証事業においては、賃貸住宅の情報提供から家賃保証、入居後の生活にい至るまで、日本での生活を始める外国人を、全般的に支援する。
日本国内における在留外国人数は2016年末時点で約238万人、4年前に比べて1.2倍に伸長している。また2016年10月末時点の労働者数は約108万人と、4年連続で過去最高を更新している。
一方で、外国人にとっては、居住用の部屋を借りる際、日本国籍を持つ保証人が必要となる日本独特の「保証人制度」、携帯電話における「高額な端末・利用料金」「長期契約期間」、クレジットカード申し込みの際の「言語対応不足」「入会資格」など、日本での生活インフラを整えるのが困難な状況が生じている。
丸井グループは、「信用はお客さまと共につくるもの」という創業以来の精神に基づき、年齢・職業・年収などにかかわらず、若者を中心とした幅広い顧客に金融サービスを提供してきた。こうして蓄積されたノウハウの活用とGTN社との協業により、これからは、留学生をはじめとする在留外国人の顧客にも、金融サービスを提供する。今回の取り組みは、グループが目指すファイナンシャル・インクルージョンの実現の一つである。
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