トライアルnews|8月既存店9.3%増、全店売上げ16.0%増
(株)トライアルホールディングス(福岡市東区、亀田晃一社長)が8月の月次売上高速報を発表している。既存店売上高109.3%、客数は105.8%、客単価は103.3%。全店では売上高116.0%。8月の新規出店は1店舗。総店舗数は324店舖。
8月は記録的な高気温となり、日向灘地震や台風の接近・上陸など自然災害が相次いで発生したこともあり、飲料や保存性食品のまとめ買いや防災用品などの特需となった。
また、品揃えや価格競争力が顧客の支持を得て、売上高が急伸した。食品は、グロサリーは菓子類やカップ麺、缶詰などが伸長した。デイリーはパンや冷凍食品、気温上昇に伴ってアイスクリームが好調だった。
生鮮食品では、根菜やカット野菜などの青果、味付け肉などの精肉が貢献した。おはぎや丼物、揚物などの惣菜が高い売上高成長率を記録した。
非食品は、紙製品や洗剤などの日用消耗品が好調となったほか、カセットコンロや電池及び住居補修用品の需要が急増。また、休日(土曜日)が前年と比較して1日多いカレンダーで、既存店売上高を1.1ポイント押し上げた。