島忠news|「ヨコハマSDGsデザインセンター」とパートナーシップを締結
(株)島忠(埼玉県さいたま市、岡野恭明社長)は10月14日、横浜市が取り組むSDGs未来都市・横浜を具体化する事業を目指すため、「ヨコハマSDGsデザインセンター」とパートナーシップを締結した。
この締結による取り組みの一つとして、横浜市中区にSDGsをコンセプトとしたライフスタイルストアを開設する計画だ。神奈川県横浜市中区新山下の富倉興業倉庫跡地への出店を予定している。
開業に向けて今後は、コンセプトに共感してくれる企業や団体の募集、店舗に設置予定のSDGs Galleryのコンテンツ開発、SDGs関連商品の選出など、共同の取り組みも随時行っていく。そして、さまざまな企業や団体とパートナーシップを結び、地域課題の解決、SDGsの実現に向けて取り組んでいく。
SDGsは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。国連加盟国193カ国が達成を目指す2016年から2030年までの国際目標で、2015年9月に国連本部で行われた国連サミットで採択された。世界には貧困や気候変動、人権やジェンダーに起因する差別など、さまざまな問題・課題があり、こうした地球上のさまざまな問題・課題を解決するために「誰ひとり取り残さない」という共通理念のもと、17の目標とそれを達成するための169のターゲット(より具体的な目標)が設定されている。
ヨコハマSDGsデザインセンターは「SDGs未来都市・横浜」の実現を⽬指し、環境・経済・社会的課題の統合的解決を図る中間⽀援組織。横浜型「⼤都市モデル」の創出に向けて、多様な主体との連携によって⾃らも課題解決に取り組む。
協業先として以下のような企業や団体を募集している。
•地産地消の原材料を使い、フードロスの課題解決に取り組んでいるカフェやレストラン
•出荷できない異形の野菜などを提供してくれる農家
•廃材などを利用して制作・製造した雑貨や日用品類を取り扱う企業
•SDGsに準じた考えで製作・製造した家具、雑貨、日用品、食品類を取り扱う企業
•不要家具の引き取りや再生利用などで協力してくれる企業