良品計画news｜｢諸国良品｣のマッチング事業｢おてつたび｣で生産者支援

(株)良品計画（東京都豊島区、堂前宣夫社長)は、自治体や地域住民と地域を活性化するさまざまな取り組みを進めている。その一つが産直EC「諸国良品」だ。日本国内の各地域に根ざしたもの、地域を守る取り組み・課題解決を担う商品などを産地直送で取り寄せできるサイトで、地域の風土から生まれた食品や、暮らしに育まれた日用品を紹介・販売している。

「諸国良品」事業は2015年に開始してからこれまで、1700以上の地域産品を取り扱っている。

また「諸国良品」サイトでは人手不足の地域事業者と、働きながら旅をしたい人をつなぐマッチング事業も展開している。旅をしながらその土地の人たちのお手伝い（仕事）をする仕組みの「おてつたび」だ。

一次生産者と生活者とのつながりや地域連携のノウハウと、「おてつたび」のコンテンツ力を連携させることで、人手不足に悩む一次生産者の支援の拡充、農産物の販売拡大、地域の活性化、関係人口創出を加速化させるのが狙いだ。

その両者連携の取り組みの第1弾として、「おてつたび」利用農家である佐賀県藤津郡太良町の「A-noker」のアスパラガスを無印良品ECサイト内の産直ページ「諸国良品」で3月から販売している。