イオンモールnews|イオングループ9社と「大規模災害時の協定書」を締結
イオンモール(株)(千葉市美浜区、岩村康次社長)は6月1日(木)、同社が運営するショッピングモールに出店するイオングループ企業9社と「大規模災害時における協力に関する協定書」を締結した。
同社は、安全・安心なまちづくりをめざし、全国のモールで地方行政と防災活動への協力に関する協定を締結し、地域の防災拠点としての役割を担ってきた。定期的に消防訓練を実施するほか、自治体や団体と連携した防災体験イベントや防災教育を開催している。
今回の協定締結は、万が一大規模災害が発生した際に、同社と専門店企業が相互にその能力を活かし、迅速かつスムーズに被災者の救援支援活動を協力的に行うこと、そして、平時から防災に関するコミュニケーションをより活発に行っていくことを目的としている。
これまでも、有事の際には、各社それぞれが被災支援を行ってきたが、連携して取り組むことでより効率的な運営体制と物資等の支援を実現できる環境を整える。
また、災害後の混乱した状況でも、現地スタッフが現場の状況に応じて迅速かつ臨機応変に対応できるよう、平時からシミュレーションを行うことでより強固な協力体制構築を目指す。今後は同社モールに出店する同友店企業へも、取り組みを広げていく予定だ。