いなげやnews|フードドライブ活動を東京立川市から本格始動
(株)いなげや(東京都立川市、本杉吉員社長)は7月24日(月)から、立川市社会福祉協議会を通じた「フードドライブ活動」を開始している。取り組んでいる店舗は、いなげや立川幸店、いなげや立川栄町店、ブルーミングブルーミーららぽーと立川立飛店。
食品ロスは年間523万トン(農林水産省「令和3年度推計値」より)に上り、国民一人当たり、毎日114ℊ=おにぎり1個分相当の食品を捨てている計算だ。また、所得金額が100万円未満の生活困窮世帯は全体の6.4%(厚生労働省「2019年調査」より)を占める。新型コロナウイルスの影響から自治体への相談件数も増えている。
いなげやでは、地域社会福祉貢献の一環として、これまで子ども食堂への食材提供や、本社防災備蓄品などをフードバンクに提供してきた。また2022年11月には、いなげや立川幸店で顧客や従業員から未使用食品を回収する実験を行ってきた。そうしたノウハウを積み重ねた上での本格スタートだ。