ローソンnews｜朝注文･18時以降店で購入｢フレッシュ ピックアップ｣開始

(株)ローソン（東京都品川区、竹増貞信社長）は、新しいローソン型ラストワンマイル「ローソン フレッシュ ピック」を、3月6日（火）から、東京都と神奈川県の一部エリアで開始する。

お客はスマートフォンの専用アプリを利用して朝8時までに商品を予約し18時以降に、店舗で購入する。注文は1回当たり1000円（税込）以上という利用条件がある。

「ローソン フレッシュ ピック」の扱い商品は、野菜や果物などの青果、豆腐や納豆など日配食品、調味料など加工食品で合計約500種類。このうち、食材と調味料がセットになったミールキット約20種類や、グループ内企業の成城石井や専門店の商品も取り扱う。

今回のサービスの利点は、有職主婦たちが、宅配時間に縛られることなく、好きな時間にローソン店舗で商品を購入できることだ。

東京都世田谷区、渋谷区、神奈川県川崎市高津区、中原区、幸区、川崎区、横浜市都筑区、港北区の約200店舗で実施する。また今回のサービスは既存コンビニの店舗網と物流網を活用するため、新たな物流の構築はしない。

今後はエリアを首都圏に拡大し、さらに全国で展開すると発表している。ネットスーパーでは、商品をお客の手元にどのように届けるかというラストワンマイルがカギになる。ローソンは宅配するのではなく、お客にピックアップさせる。つまり500m商圏に配置されているその店舗網を活かす戦略を採用したということだ。加盟店にとっては作業量が少しは増えるだろうが、売上高は上がるから、メリットはある。ただし課題は、扱う商品が魅力ある内容かどうかということと売価だろう。

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