サンドラッグnews|四国のドラッグストアチェーン「大屋」を子会社化
(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)は9月1日(木)開催の臨時取締役会で、四国地方でドラッグストアを展開中の(株)大屋(愛媛県西条市、伊藤慎太郎社長)の全株式を取得し、完全子会社とすることを決議した。
大屋は、愛媛県・高知県を中心にドラッグストア「mac」を50店舗以上運営し、地域に根付いた経営により長きに渡り事業成長を続けている。創業から70年を数える地域の有力企業であり、人口集積地から、人口密度が低く遠方より車で来店するお客の多い立地まで、幅広いエリアで地域のお客の生活を支えている。
サンドラッググループは、四国地方においてはディスカウントストア事業ダイレックスの店舗を展開しているものの、ドラッグストア事業における直営店舗は保有していなかった。今回の株式取得を通して、大屋への経営支援のもと、四国地方におけるサンドラッググループとしての強固な経営基盤構築を進めていく。
また、大屋が保有する人口密度が低い地域での高収益店舗は、現在のサンドラッググループ店舗には珍しい特性を保有しており、これらの店舗から得られる知見はサンドラッググループ全体にも還元し得るものと考えている。
加えて、大屋の現在の店舗においては、サンドラッググループの全面的な支援のもと、魅力的な店舗づくりや運営の効率化を進め、一層の事業成長を実現することを見込んでいる。