マックスバリュ九州news|佐賀県産ジビエ(冷凍イノシシ肉)販売開始

マックスバリュ九州(株)(福岡市博多区 佐々木勉社長)は1月24日 (木)から、ジビエ(イノシシ肉)の販売を開始した。マックスバリュの基山店、唐津店、南佐賀店、伊万里駅前店と、イオン唐津店の5店舗で扱う。

販売するのは、佐賀県産猪肉ローススライス〈冷凍〉150g(本体価格798円)と、佐賀県産猪肉切り落し〈冷凍〉150g(本体売価698円)の2商品だ。

イノシシ肉は、高タンパク質、低脂肪、低カロリーで、ビタミン・コラーゲンも豊富なため、健康に良いと言われている。しかし、食肉として扱われているのはごくわずかな量だ。現在、佐賀県内で捕獲されるイノシシの数は、年間2万2000頭(2017年度)に上るが、そのほとんどが有害鳥獣として廃棄処分されている。

ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味するフランス語で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として発展してきた。イノシシや鴨、山鳩、鹿肉などが食される。日本では、11月15日~2月15日までが狩猟解禁のシーズンに当たる。一般社団法人日本ジビエ振興協会という団体もあり、ジビエ料理の普及拡大によって増え続ける鳥獣被害を減らし、地域の活性化や社会貢献の実現を目指す活動をしている。

マックスバリュ九州でも、佐賀県内で捕獲された天然イノシシを廃棄処分するのではなく、食用化することで、特産品・観光資源に育てていきたい考えだ。

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