クローガーnews|PB「シンプル・トゥルース」に植物肉シリーズ「エマージ」追加
米国スーパーマーケット第1位企業のクローガー(オハイオ州シンシナティ、ロドニー・マクマレンCEO)は1月8日、同社の大ヒットPB(プライベートブランド)「シンプル・トゥルース」から、プラントベース(Plant Based)肉の新シリーズ「エマージ(Emerge)」を発売すると発表した。
「シンプル・トゥルース」は、2013年1月に発売されてから、自然食品・オーガニック食品のPBとして好評を博しており、現在はアイテム数1550、年商23億ドル(1ドル100円換算で2300億円)を超えるブランドに成長している。
クローガーは「シンプル・トゥルース」の新ラインとして、プラントベースのハム・ソーセージ、クリームチーズ、パスタソース、ディップ、チョコレート・クッキーの生地、サワークリームなどを開発し、2019年12月からプラントベースの食品協会(Plant Based Foods Association)と協働して約60店舗でマーチャンダイジングテストを行ってきた。
今回発売するのは、植物性たんぱく質を使った代替肉のハンバーガー用パティとひき肉。牛肉のような味と食感があり、グリルで焼くことができる。一食当たり20グラムのエンドウ豆ベースのタンパク質が含まれる。遺伝子組み換え作物(GMO)、乳製品、グルテン、大豆は含まれない。
今後は、プラントベースの新製品を毎月発売し、2020年中に50品目を追加する予定だ。