フェリカnews｜｢おサイフライフ+｣開始､nanaco､WAONなど共通マイルも

フェリカネットワークス(株)（東京都品川区、疋田智治社長）は、キャッシュレス決済の普及をより促進するための新しいポータルアプリ「おサイフライフ＋（プラス）」の提供を2月12日から開始する。

これは同社が展開してきた「ラッキータッチ」をはじめ、電子マネーやポイントを貯める各種サービス「もらっトク！モール」「レシータブル」などのサービスを集約する。ユーザーの使い勝手を高め、モバイルキャッシュレスに関するお得な情報を随時発信するAndroid向けポータルアプリだ。

また「おサイフライフ＋（プラス）」をスタートするに当たり、新たなインセンティブプログラム「おサイフマイル」をトライアルサービスとして4月から期間限定・人数限定（最大1万人）で開始する。

おサイフケータイでnanaco、楽天Edy、Suica、WAONの電子マネーを利用しても共通の独自マイルが貯まる。同社によれば業界初のプログラム。貯まったマイルは、希望する電子マネー／ポイントに交換することができる。

また、毎月獲得したマイル数に応じてランキング及びステージが決定され、上位ステージのユーザーにはボーナスマイルが付与されるランキング制度も提供予定という。トライアルモニターの募集は2月12日から専用サイトで開始する。同日から電子マネーを使って毎日ポイントが当たる「ラッキータッチ」をICカードユーザーにも拡げる。

2004年7月にサービスが開始されたおサイフケータイⓇは、2019年に15周年を迎えた。非接触IC技術と携帯電話が融合したこのサービスは、交通チケットや電子マネー決済がけん引してきた。消費増税に伴って経済産業省がキャッシュレス決済のポイント還元施策を進めたことで、おサイフケータイによる電子マネー新規発券数も拡大している。同社ではおサイフケータイユーザーと電子マネーの接点を増やし、電子マネー利用率および利用額の拡大を目指す。