ユニクロnews|「ヒートテック」史上最も薄い「ウルトラライト」新発売
(株)ユニクロ(山口県山口市、塚越大介社長兼COO)は、素材やデザイン・カラーをアップデートしたヒートテックを展開する。
ヒートテックは、ユニクロと東レ(株)が共同開発した商品で、身体から出る水蒸気を熱に換えるテクノロジーを実現させた。薄くて暖かい機能性インナーとして、世界中の冬のファッションを変えてきた、LifeWearを代表するアイテムだ。2003年から今年で20周年を迎えるヒートテックの累計販売枚数は、グローバルで約15億枚に上る。
ウィメンズの新商品として、ヒートテック史上最も薄い「ヒートテック ウルトラライト タートルネックTシャツ」を発売する。極細繊維を使用することで従来のヒートテックインナーよりも約20%軽くなった。細い糸をふっくら編み上げることでつくられるエアーポケットが暖かさをしっかりキープする。従来品と変わらない暖かさを実現した。なめらかな着心地、程よいシアー感があり、カラーバリエーションも豊富だ。インナーにもレイヤードアイテムにも使える。
•ウィメンズ
定番の「ヒートテックインナー」は、ケアラベルをプリント仕様に変更しストレスの少ない着心地を追求した。ベースレイヤーとして使い勝手の良いカラーも充実させた。また、昨年登場し、豊富な色展開で1枚着として人気を博した「ヒートテックシームレスリブタートルネックT(極暖)」は編地を改良した。ふんわりとした肌触りはそのままに、毛玉ができにくいよう、リサイクルナイロンを使用した素材にアップデートした。
•メンズ
「ヒートテックインナー」は、素材をリサイクルポリエステルに変更した。「ヒートテックコットン(極暖)」シリーズとともにカラーバリエーションを拡充させ、スタイリングの幅が広がるラインナップとなっている。「ヒートテックウルトラウォーム(超極暖)」は、空気をより多く含む特殊な編地の新素材へアップデートした。超極暖ならではの暖かさは保ちながらも、柔らかく軽い着心地を実現した。
また、フランス生まれのブランド「プリンセス タム・タム」がヒートテックの新たなホリデーコレクションに加わる。「プリンセスタム・タム」は、独創的なプリントと鮮やかなカラーリングを得意とする。今回発売されるアイテムは、シームレスリブタートルネックTシャツ(1990円)とソックス(590円)で、販売開始は11月10日(金)を予定している。
世界各国のファッション業界人が一斉に集まる、フランスのパリで行われた2023-24秋冬ファッションウィーク期間中に、ユニクロとヒートテック着用商品に関するインタビューを実施した。ヒートテックの着用率は2017年の前回調査(回答480人)と比べ25.5ポイント上昇しており、世界中での浸透の高まりが見てとれる。ヒートテックの好きなところを尋ねたところ、「暖かいのに着ぶくれしない」が最も多く、冬でも暖かくファッションを楽しみたいという理由で支持されていることが分かった。