セブン-イレブンnews|本部社員の無断発注問題、通報窓口設置し全店調査へ
(株)セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区、永松文彦社長)は11月26日、本部社員が加盟店に無断でおでんなどの商品を発注する問題が発覚したことを受けて、電話通報窓口を設置して全店調査することを明らかにした。全国紙から地方紙まで一斉に報道している。
外部機関に委託して27日から約1カ月間、過去の無断発注事案も含めて、店舗からの情報提供を募る。通報があれば事実関係を調べる。
同社では2019年9月に本部社員が、都内の加盟店で無断発注をしていたことが発覚した。11月15日には、無断発注を行った本部社員2人を懲戒処分したと明らかにしている。過去にも同じような事案が発生していたとも報道されている。
発注は独立事業主である加盟店オーナーが行う。本部社員が無断で行うことは社内規定で禁止されている。今回の事案を受け、本部社員が無断発注できないシステムの構築を急ぎ、社員教育を徹底していく。