8月訪日外客数統計｜342万8000人/8月として初の300万人超え

日本政府観光局(JNTO)が発表した2025年8月の訪⽇外客数は 342万8000人で、前年同月比16.9%増加した。2024年8月の293万人を大幅に上回り、過去最高記録を更新するとともに、8月として初めて300万人を超えた。

継続的な訪⽇旅⾏の人気に加え、7月に引き続き、東アジアや欧米豪・中東を中心に多くの市場でスクールホリデーに合わせた訪⽇需要の高まりがみられた。東アジアでは中国や台湾、東南アジアではインドネシアやベトナム、欧米豪では米国そしてドイツを中心に、訪⽇外客数が増加した。

なお、台湾とスペインからの訪日数は、単月過去最高を更新した。また韓国や中国、米国といった18市場では、8月としての過去最高を記録した。

国・地域別トップ5は、中国が101万8600人(前年同月比36.5％増)、韓国が66万0900人(8.0％増)、台湾が62万0700人(10.0％増)、香港が22万6100人(8.3％減)、米国が19万4500人(11.7%増)だった。