9月労働力調査|就業者数6896万人/「卸・小売業」は3万減の1032万人
総務省統計局が2026年9月分の「労働力調査」を発表した。
9月の就業者数は6896万人で、前年同月に比べて33万人(0.5%)増加した。2カ月連続の増加である。就業率は62.9%で、前年同月に比べ0.4ポイント上昇した。15〜64歳の就業率は80.8%となり、0.5ポイント上昇している。
正規の職員・従業員数は3783万人で、前年同月に比べて23万人増加した。35カ月連続の増加である。一方、非正規の職員・従業員数は2138万人で47万人増となった。6カ月連続の増加。そして役員を除く雇用者に占める非正規の割合は36.1%で、0.4ポイント上昇した。

産業別で就業者数が最も多いのは「製造業」1036万人、次いで「卸売業、小売業」が1032万人、「医療、福祉」が967万人。
産業別就業者数が大きく増加したのは「医療、福祉」の29万人増、「サービス業(他に分類されないもの)」の14万人増、「情報通信業」8万人増。逆に最も減少したのは「宿泊業、飲食サービス業」の21万人減。
完全失業者数は169万人で、前年同月に比べ15万人(8.2%)減少した。2カ月連続の減少だ。 求職理由別にみると、「自発的な離職(自己都合)」が72万人(9万人減)、「新たに求職」が49万人(1万人減)、「勤め先や事業の都合による離職」が20万人(3万人減)となった。
完全失業率(季節調整値)は2.4%で、前月に比べ0.1ポイント低下した。
非労働力人口は3888万人で、前年同月に比べ31万人減少し、55カ月連続で減少している。なお、「非労働力人口」とは、15歳以上の働く能力または意思がない人口のことである。例えば、病気やケガで働けない人、専業主婦・主夫、定年退職した高齢者、働いていない若者などが含まれる。
