9月SC統計|既存SC売上高6.0%増/5連休のシルバーウィークで集客・売上増
(一社)日本ショッピングセンター協会(東京都文京区、菰田正信会長)が 2026年9月の「SC販売統計調査」を発表した。調査対象は552ショッピングセンター(SC)。
9月度の既存SC売上高は、前年同月比6.0%増加した。
2015年以来11年ぶりにシルバーウィークが5連休となったことに加え、前年に比べて休日日数が1日多かったことで来館増となり、売上げにつながったSCが多かった。また、リニューアルやテナントの新規入店が好調要因となった。

立地別に見ると、中心地域は総合で前年同月比伸長率7.0%増、周辺地域は同5.6%増だった。中心地域は、駅ビルや駅周辺のSCなどで旅行客や近隣イベント参加客の来館が多く見られた。周辺地域は、5連休となったことでレジャー需要に対応する広域商圏型SCがとくに好調だったほか、館イベントやポイント施策などで集客につなげたSCが好調だった。

地域別では、北陸10.4%増、九州・沖縄9.8%増、東北7.0%増、中部6.6%増、近畿6.4%増、中国6.2%増、北海道5.4%増、関東5.0%増、四国2.8%増だった。
業種別では、「ファッション」は気温低下が進んだことで、ジャケットなどの秋物商品が稼働した。前年は残暑が厳しかったが今年は一転して涼しくなったため、盛夏・晩夏商品を準備していた店舗では最終消化が進まなかったとの声が聞かれた。
「雑貨」はIP・キャラクター商品のほか、雨天が多かったことでレイングッズが稼働した。ハロウィン商品の早期展開も売上げにつながった。
「飲食」はシルバーウィーク期間中に旅行客やファミリー層、若年層のグループ利用が多く見られ、秋の季節メニューが好調だった。また、原材料費の価格転嫁により客単価が上がっているとの声が聞かれた。
「サービス」ではシネマが前年にヒット作があった反動で不調だったとの声が聞かれた。
