9月外食統計|全店売上高7.3%増/シルバーウィークと秋限定メニューが後押し

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一般社団法人日本フードサービス協会(東京都港区、椋本充士会長)が2026年9月度の「外食産業市場動向調査」を発表した。調査事業者数は228社、店舗数は3万6827店舗。外食全体の売上げは前年比107.3%となった。

9月は秋雨前線の停滞や台風接近により、関東を中心に雨天日が多く客足にはマイナス要因となった。一方で、休日が前年より1日多い曜日周りや、11年ぶりの5連休となったシルバーウィークが帰省・観光需要を押し上げたほか、「月見」商品をはじめとする秋の季節限定メニューが好調に推移。販促キャンペーンの実施や客単価の上昇 (104.9%) も売上げを下支えした。

業態別では、ファーストフード業態の全体売上げは109.7%と最も高い伸びを示した。洋風業態は「月見」シリーズなど季節商品とテレビCM効果により113.1%となったほか、和風は108.1%、麺類は、ボリューム感のある新商品の発表や低価格業態の底堅い需要により、売上げは109.6%となった。持ち帰り米飯・回転寿司は「回転寿司」がアニメとのコラボなどが好調、「持ち帰り米飯」も下げ止まり傾向が見られて104.2%、その他業態は102.0%となった。

ファミリーレストラン業態の全体売上げは103.9%。長雨や台風の影響で客数が落ち込んだものの、「洋風」は、低価格業態の堅調な集客に支えられ、売上げは104.2%となった。「和風」は、秋メニューや特定産地に焦点を当てた地域フェアによる集客や、連休中の家族需要が比較的堅調で、売上げは102.9%。「中華」は、モバイルオーダーやネット予約に取り組みながら、夏から秋へのメニューの移行に工夫したことで、売上げは104.1%。「焼き肉」は、連休中の集客は地域による天候の違いなどでまちまちであったが、休日の多い曜日周りに支えられて、104.0%となった。

パブ・居酒屋業態の売上高は101.3%。長雨や台風などの影響で、とくに個人の客足が遠のき、一部では予約のキャンセルなども見られ、客数は前年を下回ったが、客単価上昇に支えられた。

ディナーレストラン業態の売上げは105.2%。悪天候の影響もあり、大型連休の前後は節約志向とあいまって客足が落ちるところもあったが、好調の和食の食べ放題業態は集客堅調を維持した。

喫茶業態は、長引く天候不順で客足に大きな影響が出た。一方、秋の新商品として数量限定のドリンクやスイーツを投入したことに加え、価格の断続的な改定もあり、客単価が上昇し、売上げは103.0%となった。

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