PLANTnews |26年9月期/売上高960億円1.8%減・経常利益18億円3.5%減
(株)PLANT(福井県坂井市、三ッ田泰二社長)の2026年9月期決算は売上高960億1800万円(前期比1.8%減)、営業利益16億6800万円(16.9%減)、経常利益17億5300万円(17.7%減)、当期純利益12億9800万円(3.5%減)。減収減益となった。
営業利益率1.7%(2.1%)、経常利益率は1.8%(2.2%)。( )は前年数値。

同社は期中、中期経営計画の基本方針である「繁盛店作り」「利益構造改革」「持続的価値創造」に基づき、既存店の競争力強化と事業基盤の効率化に取り組んだ。商品面は生活必需品の価格対応を強化するとともに、地域ニーズに応じた品揃え見直しやベーカリー、惣菜など付加価値商品の販売を強化。また、売場改装やレイアウト変更を進めた。
基本方針の2つ目の利益構造改革では、業務標準化やDX活用を推進し、セルフレジ拡大などによる省力化を実施。その結果、労働時間は前期比2.1%減少した。また節電設備導入や電力調達コスト削減により水道光熱費を抑制し、在庫管理や発注業務の効率化にも取り組んだ。
一方で、前年との天候差に対する対応不足から、飲料、酒類、アイスクリーム、衣料品、レジャー用品など季節商品の販売が伸び悩んだ。また中東情勢の影響などを受けたガソリン販売環境の変化により、既存ガソリンスタンドの販売量も減少した。
売上総利益率は22.8%で前年並みを維持し、販管費も0.3%減少したものの、減収による粗利益額の減少が響き、各利益段階で減益となった。
同社は業績の下降傾向を、需要変化への対応や施策実行スピード、効果検証に改善余地があるとみている。今後は付加価値商品の販売強化、AIを活用した発注精度向上と値引き適正化によるロス削減、既存店売場のリニューアル、省力化を推進し、収益力回復と再成長基盤の構築を目指す。
2027年9月期は、売上高973億1200万円(1.3%増)、営業利益19億円(13.9%増)、経常利益19億5000万円(11.2%増)、当期純利益13億6500万円(5.1%増)を見込む。
