Weekly Review|中間決算集中/食品小売りは増収減益 、ホームセンター堅調
流通スーパーニュースでは、10月13日から16日にかけて、食品スーパー、GMS、ドラッグストア、ホームセンター、百貨店など20社の決算を報じた。17社が2027年2月期決算の中間決算だった。
決算発表企業のうちスーパーマーケット、総合スーパーは12社。増収増益はイズミ1社。食品小売りは7社が増収減益。販管費などのコスト増が粗利益額増を上回った。また、ベルクのように競争対策による粗利益の低下を要因に挙げる企業もあった。ヤマザワ、北雄ラッキー、ジェーソンは減収となった。北雄ラッキーは経常損失、ジェーソンは経常利益率1.3%。下半期の巻き返しは必須だ。

コングロマーチャントであるイオンは、過去最高の営業収益5兆9042億円となった。ドラッグストア事業、ディベロッパー・エンターテイメント事業は増収増益だったが、6割以上を占める総合スーパー、スーパーマーケット、ディスカウントの事業が苦戦して、合計254億円の減益となった。
百貨店3社は高島屋が増収増益、Jフロントリテイリングが増収減益、近鉄百貨店が減収増益と明暗が分かれた。インバウンドや高額商材が売上げを支える一方、関西の比重が高いJフロントと近鉄は昨年の関西万博の反動減を利益源の要因の一つに挙げている。
ホームセンターはコーナン商事、アークランズとも増収増益。資材関連や日用品が中東情勢や値上げ前の駆け込み特需が貢献した。
ドラッグストアでは、コスモス薬品が第1四半期決算売上高5.2%増、経常利益4.7%増。低価格政策と出店により安定した増収増益を果たした。
