マルエツnews|535坪で年商15.7億円を目指す志木幸町店(埼玉県)9/21開業
(株)マルエツ(東京都豊島区、上田真社長)は9月21日(金)、埼玉県志木市に「マルエツ志木幸町店」をオープンする。鉄骨造りの地上2階建てで、売場面積は535坪。駐車場は1階に17台、屋上に70台を設置する。年間売上高は15億7000万円を目標にしている。
同店は、埼玉県志木市の南西側、東武鉄道東上本線「志木駅」から400mに位置する。西側には県道113号線、東側には県道40号が走り、店舗周辺はマンションと戸建住宅が混在している住宅地だ。700m圏内の人口は2万4755人、世帯数1万1969世帯。近くには、同じユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスグループのカスミが運営する「フードスクエアカスミ志木店」がある。
志木店は、主通路に冷蔵ショーケースからの廃熱を利用した床暖房を設置している。また空調は、室外機のコンプレッサーをガスエンジンで駆動し、高効率化した冷暖房を行う最新型のガスヒートポンプシステムを採用して、消費電気量を削減するなど、環境に配慮したハード仕様になっている。
新店だけにマルエツが進める最新のマーチャンダイジングを展開する。青果は、旬の主力野菜や国産果実、輸入果実、適量目の商品をはじめ、おすすめ品を「産地厳選」「くだもの日和」として展開する。地元契約農家直送の「地元野菜」、「京野菜」「オーガニック商品」「工場育ちの野菜」「おいもスイーツ」と簡単便利商品の「簡単サラダ」「ボイル野菜」などを集合させてコーナー化する。
精肉は、A-5ランクの仙台牛をはじめ、オリジナル「優夢牛」や、鹿児島県産黒毛和牛、鹿児島県産黒豚、山形県産米の娘ぶた、宮城県産みちのく森林鶏、福岡県産はかた地どりを主力に品揃えする。また、生鮮惣菜として、「お肉屋さんのオードブル」「お肉屋さんのお惣菜」コーナーを設ける。
鮮魚は、平日や週末、晴れの日など用途や量目に対応して展開する。刺身盛合わせ、まぐろ・サーモンなどの刺身商材、手軽に調理できる切身類、オリジナル干物「干し一徹」や、ヘルシー商材の海藻類を強化する。また、鮮魚部門でも「お魚屋さんのお寿司」「お魚屋さんのお惣菜」を展開する。。
惣菜は、時間帯にあわせ、でき立てを提供する。単身者、若年層、高齢者に対応した弁当・丼のほか、「フレッシュサラダ」や「和惣菜」「手握りおにぎり」「玉子焼」などを揃える。
日配食品は、単身者を対象とした品揃えを強化する。たとえば、単身者、共働き世帯や若年層世帯向けの食べ切り、個食タイプの麺類、和菓子などだ。また、健康志向に対応した低糖質商品や、「小江戸育ち国産豆腐(絹・木綿)」など地場商品も揃える。
インストアベーカリーでは、「名物カレーパン」や低糖質「ロカボパン」を新たに加える。また、食事用パンなどを時間帯にあわせて販売する。隣接する34席のイートインコーナーでは、淹れたてコーヒーを提供する。
一般食品は、簡便性の高い「和洋惣菜」「おかず惣菜」や、健康志向に対応した「糖質オフ」や「グルテンフリー」の商品をコーナー化する。酒コーナーでは、スパークリングワインや輸入&クラフトビールを冷やして販売する。
同店では、「オープン型宅配便ロッカー」の設置や買い上げ商品を3時間以内に宅配(有料)する「らくらくクマさん宅配便」サービスを行い、お客の買物の利便性向上に努めていく。
■マルエツ志木幸町店 概要
オープン日時/2018年9月21日(金)
住所/埼玉県志木市幸町一丁目3番35号
売場面積/1769㎡(535坪)
建物構造/鉄骨造 地上2階建・屋上駐車場
駐車場/87台(1階17台、屋上70台)
駐輪場/137台
店長/青木 淳(あおきじゅん)
従業員数/68名(8時間換算)
年間売上高/目標15億7000万円
営業時間/9:00~21:45
取扱品目/青果・鮮魚・精肉・惣菜・インストアベーカリー日配食品・一般食品・日用雑貨
<参考>
中山政男(株式会社POP研究所代表取締役)の店舗訪問
「マルエツ 志木幸町店を訪問」