ZOZOnews|ZOZOTOWN、客層拡大狙いPayPayモールに出店
Zホールディングス(旧ヤフー)傘下になった(株)ZOZO(千葉県千葉市、澤田宏太郎社長)のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」が12月17日(火)、Yahoo! JAPANのeコマースサイト「PayPayモール」に出店した。
PayPayモール店には、ZOZOTOWNで人気の約1100ショップが参加している。これは8割に当たる。出店するショップは、追加のコスト負担がないため、「ビームス(BEAMS)」「エディフィス(EDIFICE)」「ジャーナルスタンダード(JOUNAL STANDAR)」「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」など、人気のブランドが参加した。
PayPayモールは現在、購入金額の最大20%が還元されるキャンペーンを実施している。ZOZOTOWNは10%還元の「出店」キャンペーンを行っているため、PayPayモール店で購入すると最大30%という還元率になる。
PayPayモールは全世代のユーザーを有し、とりわけ30代から40代において高いシェアを持つ。ZOZOは若年層を顧客基盤の中心としてきた。また、「ZOZOTOWN=ファッションを目的に利用するサイト」というイメージもある。PayPayモールに出店することで、ファッションカテゴリー以外からの誘引を促し、顧客層を拡大を目指す。