フジnews｜大型SC｢エミフルMASAKI｣改装第1弾11/7･第2弾12/12開業

(株)フジ(愛媛県松山市、山口普社長)は、愛媛県伊予郡松前町で運営するショッピングモール「エミフルMASAKI」において、2020年夏から2021年夏にかけて大規模リニューアルを実施する。

同モールは地元松前町の誘致によって2008年4月に開業した。今年で12周年を迎える。敷地面積約20万㎡、延床面積約15万㎡、店舗面積約6万8360㎡に約210ショップを集積する。2層のモール棟は、専門店街のエミモール、シネマのあるエミアミューズから成る。

ほかに飲食店が並ぶエミグルメ、子どもの遊び場エミパークがある。さらに別棟ではホームセンターのダイキ、エディオン、アカチャンホンポ、GU、ニトリなどが店舗展開する。

現在、「日常にある特別な時間と空間を提供する四国No.１のショッピングモール」を目指し、5段階に分けてリニューアルを実施している。ファーストオープンとして11月7日に新規出店16店舗を含む29店舗を、セカンドオープンとして12月12日に新規出店6店舗を含む14店舗を開業する。

ファーストオープンでは、四国初出店となる「FREAK’S STORE」や「RODEO CROWNS WIDE BOWL｣、愛媛初出店の「UNITED ARROWS green label relaxing」など、最新のトレンドファッションやグッズを取り揃えたショップが開業する。中四国初出店の「ABC-MART GRAND STAGE」では靴だけでなく、さまざまなファッション＋ライフスタイルを提案する。

セカンドオープンでは、無添加化粧品の体験・体感型店舗「FANCL New me」など、コスメ＆ビューティーのショップが登場する。

さらに、フードコート(エミキッチン)をリニューアルオープンする。全体のスペースを拡大して客席を約900席に増やすとともに、通路を拡げる。ソーシャルディスタンスを確保し、安全・安心に利用できる環境づくりを進める。

屋外テラス席ではテーブル、イスを入れ替え、より開放的で居心地よく過ごせる空間を創出する。また、小上がりスペースやベビー用テーブルを導入するなど、子ども連れのお客もより安全に快適に利用できるようにする。

フードコートには焼肉「EX！じゃんじゃか｣、野菜の旨味がたっぷり溶け込んだこだわりカレーを提供する「100時間カレー」が愛媛初出店する。｢EX！じゃんじゃか｣では料理やドリンクを高速で客席まで運ぶレーンシステムを取り入れ、美味しく楽しい食事を提供する。ほかにも四国初出店となる切りたて焼きたての炭火焼肉丼、大阪名物肉吸いなどを提供する「肉問屋 肉丸商店｣が出店する。

施設面でのリニューアルも実施する。
館内14カ所にデジタルサイネージ（49インチハイビジョンディスプレイ）を設置し、館内の情報発信を強化する。ショップのお得情報やイベント情報をタイムリーに届けるほか、地震など災害時には速やかに緊急情報を発信する。

また、リニューアルに伴って施設内駐車場を拡大し、別棟FITTA南側と、エミグルメ西側に平面駐車場を約200台増設する。

今後も引き続きリニューアルを行う。2021年3月以降も新規店舗や既存店舗の改装のほか、内装デザインや設備を刷新する。2021年夏には、別棟にアミューズメント施設がオープンする予定だ。

■エミフルMASAKI
所在地／愛媛県伊予郡松前町筒井850番
開業日／2008年4月
駐車台数／約5000台
駐輪台数／約1000台
敷地面積／約20万㎡（6万606坪）
延床面積／約15万㎡（4万5455坪）
店舗面積／約6万8360㎡（2万715坪）