小田急百貨店news|開発計画に伴い新宿店本館9月末営業を終了

(株)小田急百貨店(東京都新宿区、樋本達夫社長)は、国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトである新宿駅西口地区開発計画に伴い、今年9月末(予定)に、新宿店本館での営業を終了する。この再開発は小田急電鉄(株)や東京地下鉄(株)などが共同して進めている。


(左の建物は小田急ハルク)

新宿店本館は1967年(昭和42年)に全面開業した。小田急線と地下鉄丸ノ内線の2棟の駅ビルの外観が同一のパネルにより統一された商業建造物であり、西口広場とも一体となったデザインはモダニズム建築家坂倉準三氏の手によるもの。新宿駅西口の象徴的な建造物だったが、再開発よって解体される。

解体に伴い、10月(予定)以降の工事期間中は、新宿西口ハルクが新宿店の営業を担っていく。そのための改装も行われ、改装後は「食品」「化粧品」「インターナショナルブティック」中心の構成となる予定だ。

なお、新宿店本館跡地には、新宿グランドターミナルの一体的な再編を象徴する大規模開発として、高層部にはオフィス機能、中低層部には商業機能を備える地上48階、高さ約260mの超高層ビルを計画している。2022年10月(予定)以降に着工し、2029年度の竣工を予定する。

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