スギnews|セキ薬品の株式取得/5年後めどに連結子会社
スギホールディングス(株)(愛知県大府市、杉浦克典社長)は8月19日(火)、埼玉県を中心に調剤併設型ドラッグストアを展開する(株)セキ薬品(埼玉県南埼玉郡、関伸治社長)の株式取得を発表した。
セキ薬品の株式(3万7929株、持株比率34.8%)を取得し、持分法適用会社とすることについて決定したもので、同日、株式譲渡契約を締結した。株式取得費用は159億6300万円、アドバイザリー費用などが1億7000万円。株式譲渡実行日は9月30日(火)を予定している。
また、取引の実行日までの間に、セキ薬品の他の株主の保有する株式(1万5530株、持株比率14.2%)の株式譲渡契約を締結することも検討していて、取引実行日には合計5万3459株(持株比率49.0%)を取得する見込み。
セキ薬品は埼玉県を中心に、北関東エリアなどでドラッグストアおよび調剤薬局を合計300店舗以上展開している。「地域に密着した総合ドラッグストア」をコンセプトに掲げ、「高いカウンセリング力」、「気軽に相談できる調剤のあるドラッグストア」を重視した経営を推進している。
2025年3月期業績は売上高1005億0300万円(対前年比104.2%)、営業利益31億6800万円(86.6%)、経常利益35億0700万円(88.0%)。
セキ薬品は5年後を目途に、セキ薬品の株主とセキ薬品の株式を追加取得(2,182株、持株比率2.0%)することに合意していて、実行されれば、スギホールディングスのセキ薬品に対する持株比率は51.0%となり、セキ薬品は連結子会社となる見込み。