ファミマnews|「第13回 グッドライフアワード」で「実行委員会特別賞」受賞

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(株)ファミリーマート(東京都港区、細見研介社長)は 12月4日(木)、環境省が主催する「第13回 グッドライフアワード」において「実行委員会特別賞 サステナブルデザイン賞」を受賞したと発表した。

今回の受賞は、ファミリーマートが掲げる5つのキーワードの1つである「食の安全・安心、地球にもやさしい」を具現化する食品ロス削減の取り組み「涙目シール」が「消費者の共感を食品ロス削減の力に変える挑戦」として高く評価された。

環境省が主催する「グッドライフアワード」は、環境に優しい社会の実現を目指し、日本各地で実践されている「環境と社会によい暮らし」に関わる活動や取り組みを募集して紹介、表彰することで、活動や社会を活性化するための情報交換などを支援していくプロジェクト。社会をよくするSDGsを体現する取り組みを「環境大臣賞」として幅広く表彰している。

また、テレビ、ラジオCMの質的向上を目的に1961年から開催されている「第65回 ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」でも PR部門でゴールド、デザイン部門でシルバー、ブランデッド・コミュニケーション部門でブロンズを受賞した。「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」は、名実ともに日本最大級のクリエイティブアワード。近年ではあらゆる領域のクリエイティブを対象としており、日本のクリエイティブ業界で最も権威ある賞の一つとされている。

さらに、公益社団法人「日本パブリックリレーションズ協会」が主催する「PRアワード2025」でもシルバーを受賞した。「PRアワード」は、日本のコミュニケーション技術の質的向上とパブリックリレーションズ(PR)の普及を図ることを目的としたアワード。広報・PRのプロフェッショナルな視点から、成果や戦略性に優れた活動が選出される。

「涙目シール」は、値下げシールに値下げする金額だけでなく、「顧客の心に響くメッセージ」なども添えることで、顧客と一緒に食品ロス削減に取り組むことを目的としている。シールに「たすけてください」というメッセージと「涙目」のキャラクターを記載することで、顧客の心に直接語りかけて共感を得ながら、一緒に食品ロス削減に取り組むユニークなコミュニケーションツールとなっている。

2024年10月の実証実験では、従来のシールと比較して購入率が向上した。これを全店で実施すると年間約3000トンもの食品ロス削減につながることを踏まえ、2025年3月には全国展開を開始した。「値下げ商品の購入は恥ずかしかったが、助けるためだと思えば購入できる」という声にもあるように、「涙目シール」は消費者の値下げ商品購入への心理的ハードルを下げ、食品ロス削減対策に新たな視点をもたらした。

2025年10月には「涙目シール」による食品ロス削減の効果をファミリーマート店舗だけでなく、社会全体へと広げていきたいという想いから、「涙目シール」のイラストをフリー素材化した。より多くの販売店で活用できるよう、既存のデザインにパン、肉、魚、ケーキの4種類のイラストを新たに追加し、ファミリーマートの公式ウェブサイト内のサステナビリティページで公開している。ファミリーマート店舗の「ファミマネットワークプリント」を利用して印刷することもできる。

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