メイシーズnews|第3Q売上高49億ドル0.2%増・純利益60.7%減
米国百貨店トップのメイシーズ(ニューヨーク州ニューヨーク、トニー・スプリングCEO)が2026年1月期の第3四半期決算を発表した。
第3四半期(8~10月)の総売上高は49億1300万ドル(1ドル150円換算で7370億円)で前年同期比0.2%増、営業利益は4200万ドル(63億円)で34.4%減、純利益は1100万ドル(16億5000万円)で60.7%減の微増収、大幅減益だった。

既存店売上高は直営店で2.5%増、直営+ライセンス店で3.2%増と、予想を上回る結果となった。
部門別では、「メイシーズ」の既存店売上高が直営店で1.4%増、直営+ライセンス店で2.0%増と、ともに増加した。リ・イマージンされた125店舗の既存店売上高は、直営で2.3%増、直営+ライセンス店で2.7%増と、他の既存フォーマットを上回った。「ブルーミングデール」では直営店が8.8%増、直営+ライセンス店が9.0%増で、13四半期で最高となった。ビューティ用品の「ブルーマーキュリー」は既存店売上高が1.1%増。
スプリングCEOは、「『Bold New Chapter』戦略の投資によって、今期は過去13四半期で最高の既存店売上高を達成しました。このことは、全社的に行ってきた意義のある変革が顧客に響いていることを示しています。ホリデー・シーズンを迎えるに当たり、私たちは魅力的な新商品と、インスピレーションと価値を提供するオムニチャネルの顧客体験を備えており、優れたポジションにあると言えます」と述べている。
