東急百貨店news｜食と雑貨を強化して吉祥寺店5/10改装グランドオープン

(株)東急百貨店(東京都渋谷区、大石次則社長)は、吉祥寺店を2018年5月10日(木)に改装してグランドオープンする。

同店は、2001年以来の全面リニューアルを、昨年の春と8月から10月にかけて、第一弾・第二弾と実施している。5月10日(木)のグランドオープンでは、3・4階の婦人服と５階の紳士服フロアをリニューアルする。

婦人服フロアは、従来の3階・4階から4階１フロアに集約して、効率化を図る。

また、3階は「食と関連雑貨」のまったく新しいフロアとして、4月26日(木)と5月10日(木)の2回に分けてオープンする。すでに地下には食品フロアがあるが、3階にも地下階とは異なる「地方の物産・名産品の集積」や「ライブ感」を発信する「食」コーナーを展開する。具体的には、地域の創生・支援、地域PR機能を備えた、全国津々浦々の伝統食に雑貨を関連づけて集積する。またこの地域に強いブランドとロイヤリティのある武蔵野エリアの銘店と雑貨を集積させる。さらに来店、滞在につながるコーナーとして大型カフェを導入して、コミュニティ機能を担う。

5階は新たに趣味・スポーツ・トラベルを楽しむためのメンズ＆レディースアパレル・雑貨を展開する。

百貨店や総合スーパー、さらにさまざまな商業施設は衣料の決定的な苦戦が顕著だ。だから改装では食強化が大きな潮流になっている。