ヤマダnews|ミダックHDと資源循環型インフラ事業に向け合弁会社設立

(株)ヤマダホールディングス(群馬県高崎市、山田昇社長)は、7月17日付の取締役会決議において、(株)ミダックホールディングスと合弁会社設立に向けた基本合意書を締結した。

ヤマダホールディングスは 2021年11月4日に「YAMADA HD 2025中期経営計画」を公表し、「暮らしまるごと」戦略による各事業(「デンキ」「住建」「金融」「環境」「その他」の5つの事業)のつながる経営をより強固なものにして、事業成長を加速している。

環境事業では “家電も資源”と捉え、顧客から買い取った家電製品をグループ会社のリユース工場において動作チェック、修理、クリーニング作業を行い、リユース品としてヤマダアウトレット店舗で販売している。

リサイクル部門では、グループ各店舗で回収した使用済み小型家電を資源化するため、認定事業者であるグループ会社において解体、破砕を行い素材ごとに分別し、再資源化素材の生産を行っている。

そして今回、これまでの環境分野における取り組みを加速させることを目的とし、ミダックホールディングスと戦略的共創パートナーシップを結ぶとともに、国内における資源循環型インフラ事業への成長投資を積極化させるため、合弁会社「(仮称)(株)グリーン・サーキュラー・ファクトリー」を設立するための基本合意書を締結した。

ミダックホールディングスは、廃棄物中間処理施設、廃棄物最終処分場運営の優れたノウハウを保有しており、同社が目指す家電販売を出発点とした循環型社会の実現を協働して行うための最適な企業であると考えている。

二社の協業が実現することで、ヤマダホールディングスが保有する資源循環システムとミダックホールディングスが保有する高度で最適な廃棄物処理能力のより一層の深化が可能になると考える。また、この合弁会社において、環境対応技術の開発や低炭素・循環型社会の実現に向け、より最適な成長投資を行い、循環型経済圏の構築と利益の最大化を目指す。

■合弁会社の概要
名称/仮称(株)グリーン・サーキュラー・ファクトリー
所在地/群馬県高崎市栄町1番1号
代表者/代表取締役社長 桑野光正
事業内容/資源循環型インフラ事業、廃棄物処分事業
資本金/9000万円(予定)
設立年月日/2023年8月(予定)
出資比率/ヤマダホールディングス 60% ミダックホールディングス 40%

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